悲しみについて

それは突然やってくる

いつも、なんでこんなに重なるのかと思うぐらいたくさんのことと重なって

 

それを処理できる方法なんてなくて

 

泣いたり怒ったり誰かを責めたりもしくは自分を責めたりもして

 

その時間になんの意味があるのか、なんて思ったりして

 

それが良くも悪くも何にもならなくても、人生の中で幾度となく訪れる

 

悲しみって何だろう

 

ずっと苦しんだり、その存在に追いかけられたり、その面影につきまとわれて

 

一生離れないことだってある

 

そんなものなくたっていいのにどうして神は悲しみを作ったんだろう

 

悲しみを忘れる方法も、無かったことにする方法も、私は知らない

 

悲しみがあるから嬉しいことや楽しいことだってあるなんて誰かは言うけれど、それが正解なんて誰も言ってないじゃない

 

この悲しみに立ち向かう方法を誰も教えてくれないし、人生なんてほとんどが悲しみで、それにずっと立ち向かっていくだけのものなのかもしれない

 

悲しみの先にあるものってなんなんだろう

 

私が手に入れたいものが悲しみを通り越した先にしかないというのなら、乗り越えなければならないんだろうな

 

枯れるぐらい流した涙も、呆れるぐらいの怒りも、このどす黒い感情を生んだ悲しみも

 

いつかすべて笑い話になる日がくるって少しだけ信じてみるとするか

 

そしていつか、悲しみの存在について自分なりの答えを見つけたいと思っているよ

 

意味とか価値とか難しいこと言わないでね

 

自分だけの答えを見つけたいだけだから